2023年3月から3年間、Oisix VIP会員としてその魅力を9本以上の記事で紹介してきました。
そんな私が、2026年4月にOisixの通常利用をやめました。
子どもが生まれて家族が3人に増え、ミールキットの量がなんとなく合わなくなってきた、割高に感じ始めた――そんな共働き家庭に向けて書いています。サービスが悪くなったわけでも、使い方が間違っていたわけでもなく、家族構成が変わると最適な選択肢も変わるんですよね。
このまま迷っていると、今のサービスを続けるべきか悩み続けることになりそうです。読み進めていただくと、割高に感じ始めた理由の正体と、卒業後の回し方が分かります。
2023年3月から2026年4月までの約3年間、実際にOisixを使いながら、メリット・デメリットや向いている人などを何本も記事にしてきました。実はその頃、「Kit Oisixは人数調整が2〜3人前のみ」という弱点にもすでに触れていて、あの小さな注意点が、家族が増えた今そのまま自分に返ってきた形です。
これから家族が増える予定がある方、ミールキットの量に少し違和感を持ち始めている方には参考になりそうです。今の量にちょうど満足している方には、あまりピンとこないかもしれません。
先に結論だけお伝えすると、今は生協(コープ)に切り替えて、Oisixはおせちだけ続けています。理由は、3人家族になるとOisixだけで食卓が完結しなくなり、追加の買い物が増えたからです。
3年間、Oisix VIP会員として本当に助けられていた話
2023年3月にOisixのVIP会員になってから、2026年4月まで約3年間、ずっと利用を続けていました。
本当に助けられていたと思います。
週に2〜3回、主菜と副菜のミールキット(Kit Oisix)を使い、月にすると2〜3万円ほど。ミールキットさえ届けば、献立を考える手間も買い出しの手間もかなり減ります。仕事終わりに「今日何作ろう」と悩まなくていいのは、想像以上にラクでした。
週2〜3回ミールキットに頼ることで、平日の夕食準備の負担がかなり軽くなっていました。おいしくて、簡単で、それでいて品質にも安心感がある。だからこそ、当時いくつもの記事でOisixの魅力を紹介していたんです。
この3年間で書いた記事は9本以上になります。当時の自分にとって、Oisixは本当に良いサービスでした。それは今も変わらない実感です。
家族が3人に増えて感じ始めた、ちょっとした割高感
変化が訪れたのは、子どもが生まれてからです。
Kit Oisixは基本的に2人分が主流で、大人2人分の量を前提に作られています。子どもが食べられるようになると、子ども用の食材を別に用意する必要が出てきました。
ここで少しやっかいなのが、子ども用の食材を買っても、それだけでは大人の分がまかなえないという点です。結局、大人用のご飯も別に作る必要が生じて、「ミールキット+子ども用食材+大人用食材」という三重構造の買い物になっていました。気づけば、割高感が増していたんです。
ミールキットがあるからと安心していると、他の食材を余らせてしまうことも増えました。冷蔵庫の中で使い切れなかった食材を、そのまま処分することも正直ありました。
量が増えたのに支払う金額はそこまで変わっていないのでは……と思う方もいるかもしれません。実はその通りで、ここが今回いちばん腑に落ちにくいポイントです。
2023年、まだ夫婦2人暮らしだった頃の月間利用額は、平均2.2万〜2.8万円ほどでした。当時の記事でも紹介しています。

家族が3人に増えて卒業直前の頃の月額は、2〜3万円ほど。数字だけ見るとほとんど変わっていません。
でも家族は3人になり、Oisixだけでは足りない分を、別で買うようになりました。「同じ2〜3万円で食卓がほぼ完結していた状態」から、「2〜3万円払ったうえで追加の買い物も必要な状態」に変わったんです。
私が感じていた割高感の正体は、ここだったんだと思います。
実は3年前から、この弱点には気づいていた
ここまで読んで、「その割高感、最初から予想できたのでは」と思われたなら、鋭いです。
2023年11月に書いた「Oisixのメリット・デメリット5選」という記事の中で、デメリットのひとつとして「Kit Oisixは人数調整が2〜3人前のみで、それ以上の細かい調整はできない」という点をすでに挙げていました。
家族が3人に増えたことで、当時指摘していた弱点がそのまま自分に返ってきた、という感じです。当時の自分が間違っていたわけではなく、むしろ当時から正確に見えていたポイントだったんだと思います。

「向いている人」の条件は、今も変わっていない
同じ頃に書いたもう一本の記事では、「オイシックスに向いている人・向いてない人」を10個の質問で診断する内容を紹介していました。
健康や品質を重視したい人、忙しくて自炊の時間が取れない共働き・子育て家庭には向いている、という内容です。改めて読み返しても、この診断基準自体は今でも間違っていないと感じます。
変わったのは「向き不向き」ではなく、「家族構成」でした。当時は定期コース上に4人家族向けの構成もありましたが、すべてのKitを自由に2人前・3人前・4人前へ変更できるわけではありませんでした。現在も2人前・3人前の商品が中心ですが、一部には4人前相当の商品もあるようです。人数が増えても、単純に比例してお得になる仕組みではなかったんですよね。
だからこそ、「Oisixが悪くなった」のではなく、「わが家の家族構成が変わった」というのが、今回の話の核心に近いです。

2026年4月、Oisixの通常利用をやめて生協(コープ)に切り替えた
そうして2026年4月、Oisixの通常利用に区切りをつけました。切り替え先は、生協(コープ)です。
生協は、スーパーで買うのと同じような食材や日用品を、家にいながら注文できる仕組みです。切り替えてまず感じたのは、買い物そのものに出かける回数が減ったということでした。
注文はスマホアプリからできるので、寝る前など隙間時間にまとめて頼めます。この「アプリで隙間時間に注文できる」という便利さ自体は、実はOisix時代から変わらず享受できている部分でもあります。
気になる月額は、だいたい2万円前後に収まっています。
Oisixの料金と比べてどうなの、と気になる方もいると思います。2026年9月時点で確認できる範囲では、Oisixのミールキットのプラン内容はここ1年ほどで見直しが入っているようで、単純な金額比較は少し難しくなっています。
ここで注意したいのは、Oisix2〜3万円と生協2万円だけを比べても、正確な節約額にはならないということです。Oisix時代も子ども用や追加の食材はスーパーで買っていましたし、生協に変えた今もすべてを生協だけでまかなっているわけではありません。
私が切り替えた一番の理由は「月◯円安くなった」ということではなく、家族3人分の食材を一つの買い物にまとめやすくなったことでした。ミールキット中心から素材中心の買い物に変わり、支払いの中身は変わりましたが、劇的に安くなったというよりは、買い物の仕方そのものが変わったという感覚に近いです。
買い物の回数が減ったのは、間違いなく助かっている部分です。ただ、便利さの中身は、Oisix時代とは少し種類が違うものになりました。
買い物は減ったのに、調理時間は増えた ― シェフドラムと生協の時短商品で乗り切る
生協に切り替えて、買い物の回数は減りました。ただ、そのぶん増えたものもあります。調理時間です。
Oisix時代は、ミールキットが下ごしらえ済みの状態で届くので、切る・炒める・煮るといった工程がかなり省略されていました。生協は基本的にスーパーと同じ生の食材が届くので、一から調理する分、平日の調理時間は増えました。
それって結局大変になっただけでは……と思われるかもしれません。実際、何も変えなければそうなっていたと思います。
そこで役立っているのが、2026年1月頃に購入したシェフドラム(自動調理鍋)です。週1回くらいのペースで使っていて、カレーや煮込みハンバーグ、手羽元の煮込みあたりが定番になっています。材料を入れてスイッチを押しておけば、あとは放っておけるので、平日の負担をかなり減らしてくれています。
平日の夕食は、生協の「焼くだけ」といった時短商品を組み合わせることも多いです。ミールキットのように献立ごとセットになっているわけではありませんが、下ごしらえの手間を減らしてくれる商品はうまく見つけられています。
買い物は減ったのに調理は増えた、というトレードオフを、そのまま受け入れるのではなく道具と商品選びでならしている感じです。頑張って乗り切るというより、頑張らなくても回る形に、少しずつ作り直したという方が近いかもしれません。
後悔はないけれど、今でも思うこと ― そしておせちだけは特別
Oisixをやめたことに、後悔はありません。
ただ、正直に言うと、今でも思うことがあります。仕事の残業で帰りが遅くなった日は、「ミールキットがあれば楽なのに」と頭をよぎることがあるんですよね。
生協と工夫でうまく回せている自信はありますが、ゼロから作る夕食は、それなりに気力を使います。疲れている日ほど、下ごしらえ済みの便利さがありがたく感じられるというのは、卒業してから改めて実感した部分です。
そんな中で、ひとつだけOisixを続けているものがあります。おせちです。
わが家では小さい子どもも食べやすく、味も気に入っているのが理由で、通常利用はやめてもおせちだけは別枠として続ける予定です。今年のおせちも続ける予定で、10月頃に注文を決めようと思っています。Oisix公式では早割も用意されているので、今年も早めに注文するつもりです。毎年恒例にしていくつもりでいます。
全部やめるのではなく、合う部分だけ残す。今のところ、それがわが家にとってちょうどいい距離感になっています。
Oisixを卒業して分かったこと ― 合う人・合わなくなる人
ここまでの流れをまとめると、今は生協(コープ)に切り替えて、Oisixはおせちだけ続けているというのが、わが家の現在地です。
3年間本当に助けてもらったサービスを、家族が増えたタイミングで手放すことになりましたが、それはOisixが悪かったからではありません。2人暮らし時代にちょうどよかった仕組みが、3人家族になったことで少しずつ合わなくなっていっただけです。
この経緯を踏まえると、これから食材宅配を見直そうか迷っている方に向けて、大まかな目安をお伝えできそうです。
これから家族が増える予定がある人、今のミールキットの量や価格に少し違和感を持ち始めている人には、参考になる部分が多いと思います。人数構成が変わるタイミングは、サービスの合う・合わないを見直すいい機会になりそうです。
一方で、今の家族構成でミールキットの量にちょうど満足している人や、買い物の手間より調理の手間を減らしたい気持ちが強い人には、今回の話はあまりピンとこないかもしれません。そういう方には、むしろミールキットの方が合っている可能性があります。
今のところ、生協中心の暮らしにシェフドラムと時短商品を組み合わせるスタイルに落ち着いています。家族の形が変われば、また見直すこともあるかもしれません。ただ今は、この形でちょうどいいと感じています。

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