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マリオットアメックス・プレミアムを3年使った正直レビュー|150万→400万改定で共働き子育て家庭は続けるべきか

マリオットアメックス・プレミアムを3年使った正直レビュー。年会費82,500円・継続無料宿泊は年400万円決済に改定。4つの分かれ道のなかで、わが家は一般カードへ切り替える結論 ポイ活・クレカ

マリオットボンヴォイ・アメックス・プレミアムのおかげで、この3年、軽井沢マリオットやウェスティン仙台に「無料宿泊」で泊まってきました。年に1泊、家族旅行の宿代がまるまる浮く。共働きでバタバタしているわが家には、かなり大きい特典でした。

ところが2025年の改定で、無料宿泊をもらう条件が「年150万円の決済」から「年400万円」に上がりました。年会費も49,500円から82,500円へ。わが家がこのカードで払っているのは年250万円くらいなので、どう頑張っても400万円には届きません。

わが家はこのカードを3年使い、年約250万円を通してきました。3年とも継続の無料宿泊をもらって毎年使い切り、ゴールド会員としてレイトチェックアウトや客室アップグレードも実際に使ってきました。マリオットのポイントは今、20万ポイントほど。なんとなく継続して年82,500円を払い続け、400万円に届かず無料宿泊はゼロ——というのが、いちばん避けたい結末です。

改定の発表からずっと結論を先延ばしにしてきましたが、経過措置の猶予がもうすぐ切れます。この記事は、同じように「継続か、一般カードに落とすか、解約か」で迷っている方と、数字を並べて一緒に考えるために書きました。わが家と決済額が近い家庭に向けた話で、年400万円をラクに払える方は、たぶん今のままで大丈夫です。読み終わるころには、自分の家計の数字で、どの分かれ道かを決められるはずです。

先に、判断の早見表

  • 年400万円以上をカードで払える → プレミアムを継続(継続の無料宿泊は最大75,000ポイント相当。プラチナも視野に入ります)
  • 年250万円前後で、マリオットに年1回は泊まる → 一般カード(年会費34,100円)に切り替え。ゴールド資格はそのまま、継続の無料宿泊は年250万円決済・上限50,000ポイント相当
  • マリオットにほぼ泊まらない・決済も少ない → 解約。貯めたポイントは早めに宿泊かマイルへ
  • 飛行機のマイルを本気で貯めたい(年に何度も乗る) → プレミアム維持か、別のカードも含めて検討

わが家は2番だと分かっています。長く踏み切れずにいましたが、記事を書きながら調べ直すうちに、迷いはだいぶ絞られてきました。その過程を、この3年の使い方と家計の数字から順番に説明します。

3年間、このカードで「無料宿泊」に泊まってきた話

まずは、このカードで実際に何をしてきたかという話から。

3年連続で継続の無料宿泊をもらい、毎年きちんと使い切りました。失効させた年はありません。

去年の10月ごろは、軽井沢マリオットに泊まりました。無料宿泊特典を使って、部屋はスーペリアツイン。いちばん下のランクの部屋で、アップグレードもなし。それでも、秋の軽井沢に宿泊代の持ち出しゼロで泊まれたのは、素直にうれしかったです。

無料宿泊で泊まった軽井沢マリオットの敷地。紅葉の落ち葉のなかを歩く子どもの後ろ姿

この軽井沢マリオットには、以前べつの機会に温泉露天風呂付きのプレミアムルームにも泊まっています。その時の宿泊記は別の記事に書きました。

【軽井沢マリオットホテル】温泉露天風呂付きプレミアムルームの宿泊記&感想ブログ
【軽井沢マリオットホテル宿泊記】ひろはやが贈る、極上のリラクゼーション体験!今回は軽井沢の隠れ家、マリオットホテルの「温泉露天風呂付きプレミアムルーム」に滞在し、その豪華さと心地よさを余すことなくお届けします。アクセス方法からホテルの魅力、絶品料理まで、詳細なレビューと感想で、軽井沢の魅力を全方位から探求。あなたの次なる軽井沢旅行の参考に、この贅沢な体験をぜひご覧ください!

今年の7月は、ウェスティン仙台に家族で2泊しました。1泊目が継続の無料宿泊、2泊目はポイントで泊まりました。

ウェスティン仙台の朝食ビュッフェ。THE WESTIN SENDAIの焼き印が入った木箱にクロワッサンやデニッシュが並ぶ

部屋が広くて、2歳の娘が室内を走り回っても余裕がありました。仙台アンパンマンこどもミュージアムや仙台駅が近くて、子連れの移動がラクだったのも良かったです。ホテルで消耗せずに済むというのは、未就学児がいると本当にありがたい。

この3年、無料宿泊でだいたい1泊3万〜6万円ぶんの宿泊代が浮いてきました。年に1回の家族旅行で、宿の代金がまるっと消える。決済は年250万円くらいで、当時の条件(年150万円)は無理なく超えていました。

ゴールド会員で、いちばん効いたのはレイトチェックアウト

子連れにいちばん効いたのは、時間を気にせず朝を過ごせるレイトチェックアウトでした。

ゴールド会員だと、14時までのレイトチェックアウトをお願いできます。空室の状況しだいなので、いつでも必ず、ではありません。仙台では14時まで付けてもらって、結局12時ごろにゆっくり出ました。

朝、娘のイヤイヤが始まって支度が全然進まなくても、「10時アウトに間に合わない」と焦らずに済む。これだけで、旅行の朝の空気がだいぶ変わるんですよね。

一方で、無料の朝食やラウンジはゴールドには付きません。ここはあとで出てくるプラチナとの差になります。

そもそも、どんなカードなのか

マリオットアメックス・プレミアムの改定前後の比較。年会費49,500→82,500円、継続無料宿泊の決済条件150万→400万円、無料宿泊の上限50,000→75,000ポイント相当、プラチナへのカード決済条件400万→500万円。日常・施設のポイント加算レートは改定前後で不変

続けるか迷うにしても、まずカードの中身を押さえておかないと判断できません。ざっと整理します。以下は2026年9月時点の内容です。

年会費は本会員で82,500円(税込)。以前は49,500円で、2025年の改定で上がりました。家族カードは1枚目が無料、2枚目以降は41,250円です。

継続の無料宿泊特典は、年間400万円以上の決済と継続で1泊ぶん。もらえるのは最大75,000ポイント相当のスタンダードルームまでです。手持ちのポイントを25,000ポイントまで足せて、合計100,000ポイント相当の宿まで予約できます。有効期限は発行から1年で、その間に泊まり終える(チェックアウトまで済ませる)必要があります。曜日の制限はありません。

75,000ポイント相当というと、地方のマリオット系ホテルなら家族で1泊、都市部の少しいいホテルでも時期を選べば手が届く枠です。曜日の縛りがないので、土日しか動けない共働きでも旅行の日程を合わせやすい。

ポイントは、日常の買い物が100円=3ポイント。マリオット系のホテルでの支払いは100円=6ポイントです。

私はこれまでのポイント宿泊の使い方から、1ポイントを0.75〜1円くらいで見ています。その見方だと、日常使いで2.25〜3%、ホテルでの支払いで4.5〜6%くらいの還元です。ふつうの1%還元カードと比べると、たしかに厚めではあります。

それと、ゴールドエリートの資格が自動で付きます。14時までのレイトチェックアウト、スイートを除く客室アップグレード、ボーナスポイント25%上乗せ。どれも空室しだいですが、持っていて損はありません。

ざっくり言うと、このカードは「無料宿泊1泊」と「ゴールド会員資格」にお金を払うカードです。この2つに年会費ぶんの価値を感じるかどうかが、続けるかどうかの分かれ目になります。

2025年の改定で変わったところを、表にしておきます。

項目 改定前 改定後(2026年9月時点)
年会費(本会員) 49,500円 82,500円
継続無料宿泊の決済条件 年150万円以上 年400万円以上
無料宿泊の上限 50,000ポイント相当 75,000ポイント相当
プラチナへのカード決済条件 年400万円 年500万円

ちなみに、ポイントの加算レート(日常100円=3ポイント、マリオット施設100円=6ポイント)は、改定の前後で変わっていません。改定前も後も、この数字は同じです。

2025年の改定で、わが家にとって何が変わったのか

制度の変更幅とわが家の実額は別の話。継続無料宿泊の決済条件が2.7倍になっても、年250万円決済のわが家にとっての損は無料宿泊が1泊からゼロになるという一点

改定のニュースは「大改悪」という受け止めが多かったです。年会費が33,000円上がって、無料宿泊の条件が150万円から400万円へ、2.7倍近く。数字だけ見ると、たしかに厳しい。

ただ、制度がどれだけ変わったかと、わが家の家計にいくら響くかは、分けて考える必要がありました。

わが家にとっての改定は、良し悪しの前に「無料宿泊が付く年から、付かない年になる」という一点でした。

上限が50,000から75,000ポイントに増えても、そもそも年400万円に届かなければ、無料宿泊は1泊も付きません。年250万円決済のわが家は、まさにそこに引っかかります。毎年もらえていた1泊が、来年からゼロになる。増えた25,000ポイントぶんの恩恵は、うちには関係がない話でした。

改定では、いい方向の変更もありました。ダイニング予約サービスのポケットコンシェルジュを使うと20%が戻ってくる(半年ごとに最大5,000円)、という特典が新しく付いています。ただ、対象のお店は都市部が中心で、地方に住むわが家は一度も使ったことがありません。「改善点」と言われても、使えなければ価値はゼロです。

ほかにも細かい変更があります。対象の公共料金や国税などの支払いは、200円=1ポイントの加算になりました。通常の100円=3ポイントより低いレートです。

事業性の決済は、ポイント加算の対象そのものから外れました。ただし、無料宿泊などの特典をもらうための年間利用額の集計には、引き続き加算されるようです(公式のよくある質問に書かれています)。「400万円のカウントから消えた」わけではありません。とはいえ、ポイントの貯まり方という点では、前より不利になったのは確かです。

それでも去年まで慌てずに済んだのは、経過措置があったからです。プログラムの終了日が2025年10月27日から2026年10月26日までの会員は、旧条件の「年150万円以上」で、改定後の内容(最大75,000ポイント相当)の無料宿泊がもらえます。年会費は改定後の82,500円です。2026年10月27日以降に終了するプログラムからは、新条件の年400万円になります。

プログラム期間は入会日や切り替え日から1年ごと。つまりわが家も、次の更新のタイミングで「150万円でいい最後の年」が終わります。先延ばしにしてきた判断を、そろそろ本当にしないといけません。

「年400万円」は無理じゃない。でも、届かせると他のポイ活を全部捨てることになる

年400万円まで足りない150万円をどのカードから移すか。三井住友ゴールドNLの100万円枠とウエルシア・イオンは失う得が大、楽天は中、ETC・その他の一般決済は小。失う得の小さい順に寄せても150万円には届かない

ここが、いちばん迷っているところです。

まず前提を整理します。わが家はすでに、年250万円をマリオットカードで決済しています。400万円まで足りないのは150万円ぶん。だから本当の問いは「全部をマリオットに寄せられるか」ではなく、「この150万円を、どのカードから持ってくるか」です。

残りの決済は、目的ごとに他のカードへ振り分けています。イオンとウエルシアでの買い物はウエルシアカードで払って、貯まったWAON POINTを毎月のウェル活に回しています。高速道路のETCはイオンのE-NEXCO passカード。楽天モバイルやでんき、ひかりは楽天カード。三井住友カード ゴールド(NL)は年100万円の決済ぶんまで(いわゆる100万円修行と、その後の継続特典で、対象のお店では最大7%戻ってきます)。住宅ローンは口座からの引き落としです。

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この150万円を埋めようと他のカードから決済をはがすと、それぞれで得ていたものが消えます。移す候補を並べると、こんな感じです。

支払い項目 ざっくりの年間額 今そのカードで得ているもの マリオットに移すと失う得
三井住友ゴールド(NL)の100万円枠 約100万円 対象店で最大7%+年間の継続特典
ウエルシア・イオンでの買い物 約40万円 WAON POINT(ウェル活の原資)
楽天モバイル・でんき・ひかり 約20万円 楽天ポイント
高速道路のETC 約10万円 土日1.5%の還元
その他の一般決済 残りぶん 1%前後の還元

失う得が小さいものから寄せてみます。ETCの年10万円ぶん、その他の一般決済、楽天の固定費20万円ぶん。ここを全部マリオットカードに移しても、150万円にはまだ足りません。

残りを埋めるには、結局そのあとで、7%還元の三井住友ゴールド(NL)か、ウェル活の原資になっているウエルシアの決済に手をつけることになります。ウエルシアカードをやめれば、毎月およそ1万円ぶん買えていたウェル活の原資がなくなります。ここはわが家にとって、地味に大きい。

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三井住友ゴールド(NL)の決済をやめれば、対象のお店での最大7%が、ふつうの還元に戻ります。わが家はコンビニや飲食店の支払いをここに寄せているので、これも効いています。

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失う得が小さいはずのETCやその他の決済も、寄せ集めれば年に1万円前後のポイントは消えます。取り戻せるのは無料宿泊1泊、だいたい3万〜6万円ぶん。この2つだけを見ると、釣り合っているようにも見えます。

でも、150万円を本当に埋めるには、どこかで大きい得を手放すしかありません。三井住友ゴールドの100万円枠とウエルシアの決済は、できれば温存したい。きっちり計算しきれてはいませんが、ざっと見るかぎり、150万円ぶんを寄せて無料宿泊1泊を取り戻すのは、わが家では割に合わなそうです。

家計簿を1枚のカードにまとめれば、数字はきれいになります。でも、得しようとして、逆に取りこぼす。そういう話なんです。

じゃあ一般カードに落とせばいい。それでも踏み切れなかった理由

マリオットアメックス・プレミアムと一般カードの比較。年会費82,500円対34,100円、継続無料宿泊の決済条件400万円対250万円、無料宿泊の上限75,000対50,000ポイント相当、エリート資格はどちらもゴールド、更新時のエリート宿泊実績15泊対5泊

400万円に届かないなら、答えはほぼ見えています。年会費34,100円の一般カード(マリオットボンヴォイ・アメックス)に切り替えることです。

同じ年250万円の決済で、2枚を並べてみます。プレミアムは、年会費82,500円、ゴールド資格、継続の無料宿泊はなし。一般カードは、年会費34,100円、ゴールド資格は同じで、そのうえ最大50,000ポイント相当の無料宿泊が付きます。

一般カードの継続無料宿泊は、年250万円決済でもらえます。わが家はちょうど年250万円なので、ここはぎりぎりのライン。決済が少し落ちた年は届かないかもしれません。日常のポイントは100円=2ポイント、マリオット施設は100円=5ポイントに下がりますが、年会費は48,400円も安くなります。

項目 プレミアム 一般カード
年会費(本会員) 82,500円 34,100円
継続無料宿泊の決済条件 年400万円 年250万円
無料宿泊の上限 75,000ポイント相当 50,000ポイント相当
エリート資格 ゴールド(自動) ゴールド(自動)
更新時のエリート宿泊実績 15泊 5泊
日常のポイント 100円=3ポイント 100円=2ポイント
マリオット施設でのポイント 100円=6ポイント 100円=5ポイント

表のなかの「更新時のエリート宿泊実績」は、翌年のエリート資格を判定するときにカウントされる宿泊数です。プレミアムは15泊、一般カードは5泊ぶん付きます。とはいえ、年1回くらいしか泊まらないわが家には、この10泊の差はそこまで重要ではありません。

数字だけ見れば、切り替え一択です。それなのに、しばらく手続きしていませんでした。理由は2つあります。

1つ目は、マイルです。プレミアムと一般では、日常決済のポイントが100円あたり1ポイントちがいます。わが家のマリオットカード決済は年250万円なので、差は年25,000ポイント。3ポイント=1マイルで移行すると、およそ8,300マイルです。

年会費差の48,400円を、この8,300マイルで割ってみます。1マイルあたり約6円を、わが家は毎年の年会費で先払いしている計算になります。

ちなみに一般カードでも、対象の航空会社での利用や海外での決済は100円=3ポイントになるので、使い方によっては差はもっと縮みます。マリオットのポイントを60,000ポイントごとにまとめて移行すると5,000マイルのボーナスも付きますが、これは差額の計算とは別枠の話です。

マイルは、いつか沖縄かハワイに家族で行けたら、と思って貯めています。ただ、時期も決めていないし、ANAかJALかも決めていない。行き先も乗る便も決まっていないマイルのために、1マイル6円近くを毎年払い続けるのは、正直われながら分が悪いと思います。

2つ目は、一度ランクを落としたら戻せないんじゃないか、という不安でした。ここは、記事を書きながら調べ直してみました。

調べてみると、一般カードからプレミアムへ戻す手続き自体は、できることが分かりました。注意点は2つ。切り替えのときに、無料宿泊やエリート資格をもらうための利用実績がいったんリセットされること。そして、切り替えは入会キャンペーンの対象外になることです。

「二度と戻れない」わけではなかったんです。踏み切れなかった理由の一つは、これで消えました。

戻せない不安が消えたいま、残っている迷いはマイルの取り分だけです。合理的な答えは、一般カードへの切り替え。あとは、年8,300マイル・1マイル6円という取り分をどこまで惜しむか。そこに折り合いがつけば、手続きに進めます。

ゴールドとプラチナの差を、ウェスティン仙台で体感した

ウェスティン仙台のデラックスゲストルーム。キングベッドとストライプ柄のカーペットが広がる客室
通常約64,000円のデラックスゲストルーム。無料宿泊(スーペリアキング)+当日20,000円でアップグレード

仙台の1泊目に、ちょっとした体験をしました。

無料宿泊はスーペリアキング(48,000ポイント相当)で予約していました。チェックインのときに、通常1泊64,000円くらいのデラックスゲストルームへ、20,000円を足してアップグレードしてもらえました。フロントで案内された通常のアップグレード料金より、12,000円ほど安かったです。

このとき「自分がプラチナ会員だったら、空きがあれば持ち出しなしで上がれたのかな」と思いました。プラチナはスイートを含むアップグレードが特典に入っていて、優先度もゴールドより上なので。ただ、プラチナでも当日の無料アップグレードは空室しだいなので、「必ずタダで上がれた」とは言えません。

プラチナになると、無料の朝食やラウンジの利用、スイートを含むアップグレードが対象に入ってきます。ただ、これも対象のブランドやホテル、その日の混み具合によって扱いは変わります。「プラチナなら必ず全部付く」というものではありません。それでも魅力はあります。でも、プラチナは年50泊か年500万円のカード決済が条件で、わが家にはどちらも現実的ではありません。だから、ここは早々にあきらめています。

「解約して、ポイントだけ貯める」はアリなのか

もう一つの選択肢が、解約です。わが家のマリオットポイントは今、20万ポイントほどあります。

解約しても、このポイントはすぐには消えません。ポイント宿泊にも使えるし、マイルへの移行もできます。当面は困らない、というのが正直なところです。

ただ、注意点が2つあります。1つは失効です。マリオットのポイントは、24か月のあいだ「貯める・使う・交換する」のどれもないと、まるごと失効します。逆に、24か月に1回でも何か動きがあれば維持されます。ポイントとマイルの交換も、その「動き」に含まれます。

もう1つは、カードを手放すとポイントが貯まりにくくなること。宿泊時の加算くらいになるので、20万ポイントを大きく増やすのは難しくなります。

使い道としては、ポイント宿泊か、マイル移行です。マイルは基本3ポイント=1マイルで、60,000ポイントごとに5,000マイルのボーナスが付きます(実質2.4ポイント=1マイル)。2026年9月時点で、ポイントからマイルへ移行できる提携プログラムは38。ANA・JALも含まれます。

約20万ポイントは、置いておくより、行き先を決めて使うほうがよさそうです。解約するにしても、まず使い道を決めてから、という順番になります。

結局わが家はどうするか、そして、あなたが決めるための3つの質問

続けるか一般カードか解約かの判断フロー。年400万円払えるなら継続、年250万円前後でマリオットに年1回泊まるなら一般カードへ、ほぼ泊まらないなら解約、マイルを本気で貯めたいならプレミアム維持か別カード検討

ここまでの分かれ道を、もう一度並べます。年400万円払えるなら継続。年250万円前後でマリオットに年1回は泊まるなら一般カード。ほぼ泊まらないなら解約。マイルを本気で貯めたいなら、プレミアム維持か別カードも含めて検討。

わが家は一般カードに落とすのが筋だと分かっています。長く迷ってきましたが、「戻せないかもしれない」という不安は、調べ直して消えました。いま残っているのは、マイルの取り分——年およそ8,300マイル、1マイルにすると6円近く——を惜しむ気持ちだけです。次の更新までに、そこへ折り合いをつけます。

もし同じように迷っているなら、この3つに自分の言葉で答えてみてください。

1つ目。年間いくらカードで払えますか。400万円に届くなら継続も選択肢です。届かないなら、82,500円の年会費はかなり重い。

2つ目。マリオットに年何回泊まりますか。年1回以上なら、一般カード(年250万円で無料宿泊)が合いそうです。ゼロなら解約でいい。

3つ目。飛行機のマイルを、いつ・何に使う当てがありますか。具体的な当てがないなら、年会費差の48,400円——わが家の決済だと1マイルあたり6円近く——は、払いすぎかもしれません。

経過措置で「150万円でいい年」が終わるのは、次の更新のタイミングです。それまでに、この3つの答えを出す。わが家も、そこで決めます。

仙台の朝、娘のイヤイヤに付き合いながら、12時までのんびり部屋で過ごせたあの時間は、やっぱり良かった。あの居心地にいくら払えるのか。結局はそこに戻ってくる気がします。

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